乗鞍岳
  3025.6m(剣ヶ峰)

所属市町村 長野県松本市、岐阜県高山市
掲載される地形図 乗鞍岳(2万5千分の一)
所属山域    
山行回数 1回
  2008年 8月2,3日
携帯電話 au余裕で使えます

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです

歩行時間

2日(畳平〜魔王岳〜大黒岳〜富士見岳〜肩の小屋)

畳平 魔王岳 約20分 ぼちぼちと
魔王岳 大黒岳 約60分  山頂で雷鳥と遭遇
大黒岳 富士見岳 約50分  
富士見岳 肩ノ小屋 約40分  

3日(肩の小屋〜剣が峰〜摩利支天〜畳平)

肩之小屋 剣が峰 約70分 突風がすごい
剣が峰 肩の小屋 約40分    
肩の小屋 摩利支天 約40分 コロナ観測所を見学  
摩利支天 畳平 約40分   

GPSのデータ/Legend未使用
写真のページ

道案内(基本的にマイカー使用)(マピオンではこの辺

長野自動車道、松本ICでおりて、国道158号線を西進
道の駅風穴の里で休憩した後、乗鞍高原へさらに向かいます
乗鞍高原から先、畳平まではマイカー規制のため入ることができませんので、自然保護センターの無料駐車場へ止めます。
その後、ALPICOのバスで畳平まで(往復2,400円です、記載現時点で)約1時間です。


山行録
例年通り、お誘いいただいて夏の高山を楽しんで参りました。

乗鞍岳は3000m級の山ですが、歩くだけなら非常に楽な山です。
畳平で、約2,700mなので、一番高い剣が峰で標高差約300mとなりますので、本当にお手軽に高山を楽しむことができるかと思います。
しかし、乗鞍高原からバスで一気に1000m登り上がりますので、高山病になりやすい恐れがあります。その辺は注意が必要かと思います。割高ですが、タクシーで休み休み登っていくのもありかもしれません。

暑い甲府から、ほぼ一気に移動して畳平に参りますと非常に涼しい、というか寒いくらいにもなります。ユニクロのフリースを持って行ってちょうど良いくらいです。

着いたときは、厚ぼったい雲に覆われて、とても良い天気とは言えなかったですよ。天気を嘆いていてもしょうがないので、畳平を中心にして歩くことにして、メンバーそこそこいますので分散しました

自分らは、まず魔王岳へと行きました。バス停からは一番近い場所といっても良いところで、すぐに登れてしまいます。そのせいか非常に混んでいて、標柱の写真を撮ろうかと思ってしばらく待っていたんですが、諦めて次の大黒岳へ。

大黒岳までくると、時間のせいかもしれませんが、人は少なくのんびりとできました。
山頂まで行くと、いよいよ雲が多く周囲なんて見渡せません。が、それが幸いなのか雷鳥の親子を見かけることができました。かわいいものですね。ただ翌日レンジャーの方の話を聞いたところでは、その雛はかなり発育が遅れていて非常に心配しているとのことでした。かといって人間が余計なことをするわけにもいきませんから、見守るしかないですよね。

そこから、富士見岳を経由して肩の小屋へと入りました。
肩の小屋では、悪酔いしてしまったので早々にダウン。普段呑まないから無理と言えば無理な飲み方をしてしまった(*_*)
おかげで天の川を楽しみにしていたのが見られずに非常に残念な思いをしました。


翌朝は、ご来光を楽しんだ後、6時半に出て剣が峰を目指します。
前日よりかは天候状態も良く、快晴とはいかないまでも晴れていたので周囲がよく見えます。何年か前に行った槍ヶ岳もよく見えました。

以前登った方が突風で吹き飛ばされて怪我をしたと話をしていたのですが、そこまで酷くはないだろうと高をくくっていたら山頂が近くになるにつれて非常に強い風、朝日岳を過ぎて稜線に出た辺りだったかと思います。強い風にだいぶ悩まされました。足下も滑りやすいので危ない危ない。

山頂までたどり着いたころには、徐々に雲が広がってきていて、展望はあまりよいとは言えなかったですが、それでもかろうじて北岳の脇に富士山を見ることができましたよ。

戻って、摩利支天経由で畳平へ。
摩利支天岳には太陽コロナ観測所があり、見学もできるということだったんですが、雲のおかげで太陽観測は休止してました。非常に残念。また次の機会にでも。


コース断面図



TOPへ
他の山々へ
初 稿:2008/08/12