黒岳&牛奥ノ雁ヶ腹摺山

所属市町村-------------塩山市、大月市
掲載される地形図--------大菩薩峠(2万5千分の一)
標高-------------------黒岳(1987.5M)牛奥雁ヶ腹摺山(1995M)
山行回数---------------1回
                 2001年05月19日
携帯電話---------------黒岳山頂では圏外。牛奥では未確認m(_._)m

 下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
 

歩行時間
 湯ノ沢峠〜白谷ヶ丸
   10時20分〜11時05分
 白谷ヶ丸〜黒岳山頂
   11時05分〜11時半(昼食後)
 黒岳〜川胡桃沢之頭
   12時10分〜12時40分
 川胡桃沢之頭〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山
   12時40分〜13時半
 戻りは一括して
 牛奥〜湯ノ沢峠(小休止後)
   13時40分〜15時50分

−道案内−(基本的にマイカー使用)
 大蔵高丸、ハマイバ丸へ行くときも同じにります。また地図を参照していただければ、幸いです

 国道20号線(勝沼バイパス)を抜け、「柏尾」の交差点を東京方面に向かいながら、少し行くと左側に「薬膳ラーメン」などの看板が見える。「景徳院」という名前の交差点だったか?嵯峨塩などの方面向かうことになる。
 しばらく道なりに進むと、二またに分かれるところがあるので、ここを焼山方面に道を取る。ここから、道は狭くなり、廃屋などを見やりながらしばらく奥へ進む。途中、湯ノ沢峠へ、と言う看板もあるが、そこから歩いて湯ノ沢峠まで行くこともできる。時間は小一時間とか(私は歩いていないので聞いた話として)。車では多少迂回する形で、湯ノ沢峠へ直接行くことが可能。そのポイントからは未舗装になる。車高が低い車では、底をこすることになるだろう。
 また、道の整備が悪く、側溝?の金属製のふたが取れたままになっているところが数多くあり見落としたまま通り抜けようとするとかなりの衝撃を受けるので路面状況をよく見ながら走ろう。(これは、2001年5月現在の話なので、このあと改善されることもあり得ます)

 湯ノ沢峠付近では、避難小屋の手前あたりに駐車スペースがある。ここには10台前後は止めることが可能だろう。ダメなら手前のスペースで止めるしかない。また、その手前のスペースもシーズンには、山菜取りの人たちの車で埋まっている可能性もある。当日は結構いました。
 以前には、簡易トイレがあったのだが、当日には無かった。閉鎖されてしまったのだろうか。


 避難小屋から、湯ノ沢峠まで行くには数分程度。湯ノ沢峠1650mと言う看板が立っている。
  そこから右手には大蔵高丸、ハマイバ丸、滝子山方面。左手には黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、もっと足をのばせば小金沢山、大菩薩へと続く。

 今回は黒岳、牛奥を目指すので左手に進路を取る。
 登り始めて、すぐにかなりの登り。白谷ヶ丸の1900までを一気に登っていくようなイメージです。私にとってはかなりきつかったです。それでも1時間少々で黒岳山頂にまで着くことができました。白谷ヶ丸という地名は看板が見あたらず、通り過ぎてから気がつきました。湯ノ沢からいったん登り切って、右側に石を積んだところがあります。ここが展望台。いったん下って、再度登り上がったところがおそらく白谷ヶ丸でしょう。
 展望台から見て白谷ヶ丸は名前の通り白っぽいところで、この先の黒岳が名前の通り対称的に黒く見えて、おもしろいです。また、もっとすっきり晴れていれば、富士山も見ることができるのでしょうけど、その方向は雲に覆われて何も見えなかった。


 白谷ヶ丸を過ぎると、林の中に入ります。ここから先は全く展望を望めず、それを楽しみにして、山行をされる方にはおもしろみがないかもしれませんが、なかなかどうして、鳥の鳴き声などを楽しめました。名前は正確ではないかもしれませんが、ウグイス、るりびたき、こげらなどを確認できました。

 白谷ヶ丸からは登りはさほどきつくなく、割とあっさりと黒岳へ。黒岳山頂は本当に周りが何も見えません。わかっていてもやはり残念。ここで昼食休憩。


 黒岳山頂から少し下ると、もう一つの入山口大峠からの合流ポイントがある。牛奥を目指すならとーぜんそのまままっすぐ!!
 しばらく、川胡桃沢之頭あたりまでは尾根づたいになり緩やかに歩いていくことができる。とても歩きやすいです。途中鳥の声を楽しみつつ、時折巣作り中の姿を見ることができた。なにか巣材のようなものを加えていたので、そう思ったのだが。
 木の切れ間から、真向かいにある?雁ヶ腹摺山を見ることができる。

 川胡桃沢之頭を過ぎたあたりから、大きく下る。このあたりから初めて牛奥ノ雁ヶ腹摺山を見ることができる。これまで同様にクマザサに覆われた斜面が見える。
 せっかく登ってきたのに、大きく下りまた登り始めるのは止む得ないのだろうが、上り下りをしないで済むように胡桃沢から牛奥まで橋が架かったらいいのになぁなどと不届きなことを考えつつ、牛奥に登り始める。一面クマザサに覆われているため、場合によっては登山道を見失う可能性もある。実際ちょっと取り違えてしまったのだが、これは未熟さもあるだろうが、クマザサのせいだと責任転嫁しておく。
 一気に下って一気に登り上がると、今回の目的地牛奥ノ雁ヶ腹摺山である。黒岳に比べれば、周囲を見渡すことは可能。しかし、北側北東側は木で余りよく見えない。かろうじて小金沢山と思われる山が見えたくらい。南側にはさっきまでいた黒岳を間近に見つつ、周囲の山を見る。遠くは雲でよく見えなかった。

 さて、同じ道を帰ることにしよう。

 それにしても当日は、風が強く、肌寒かったです。下界では30度近くあったそうですが、とてもとてもそんな感じではなく、冬が戻ってきたような冷たい風でした。



 今回のアップダウンはこんな感じかな。ガーミンの記録を使って、カシミールで高低差を多少大げさにしたコースの断面図。

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2003/12/01:標高差画像差し替え(小さくしました)