槍ヶ岳

所属市町村-------------長野県安曇村
掲載される地形図-------上高地、穂高岳、槍ヶ岳(2万5千分の一)
標高-------------------3180m
山行回数---------------1回(山頂には行けず・・・)
            2003年 8月22日〜24日

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。


歩行時間
8月22日
出発点    〜 明神小屋   約1時間
明神小屋   〜 徳沢ロッジ  約1時間15分
(昼食)
徳沢ロッジ  〜 横尾山荘   約1時間10分
横尾山荘   〜 槍沢ロッジ  約2時間30分
8月23日
槍沢ロッジ  〜 ババ平    約40分(水場)
ババ平    〜 雪渓付近   約1時間15分
雪渓付近   〜 休憩ポイント 約2時間(槍が見える水場:旧小屋跡)
(昼食)
休憩ポイント 〜 山荘直下   約1時間
山荘直下   〜 槍岳山荘   約40分
8月24日
槍岳山荘   〜 休憩ポイント 約1時間
休憩ポイント 〜 ババ平    約1時間10分
ババ平    〜 横尾山荘   約2時間20分
(昼食)
横尾山荘   〜 徳沢ロッジ  約1時間
徳沢ロッジ  〜 明神小屋   約1時間
明神小屋   〜 明神池    約10分
明神池    〜 河童橋    約1時間15分
河童橋    〜 出発点    約5分
         (バスターミナル)

GPSのデータ参照


−道案内−(基本的にマイカー使用)
 中央高速松本ICより158号線を利用して、沢渡(さわんど)まで行く。ここで駐車場へ預け、バスもしくはタクシーで上高地まで入ることになる。バスは往復2,000円(2003年8月現在)。タクシーは交渉次第か・・・
 帰り時間には上高地バスターミナルでは、人が集中するのである程度の待ち時間を余裕見ておくこと
 釜トンネルのゲートが夏季では20時に閉鎖、冬季は19時に閉鎖とのこと
 また、現在釜トンネルは工事中なので、交互通行となっているため、時間がかかります。帰り時間帯にはかなりの渋滞が予想され、タクシー料金もそれ相応に上がります(泣)

−山行−
 天狗岳に続いてグループに加えてもらっての山行(今回6名)。
 問題は、はしご場に耐えられるかどうか・・・

 上高地に朝方到着。準備を整えてゆっくりと出発。
 トイレはターミナルに有料トイレがあり、河童橋近くに公衆トイレがあるので、心配無用。
 木々の間をなだらかに歩く、気持ちのいい道。しばらくの間は観光客の人も一緒に歩いているので、ちょっと違和感を感じる。明神小屋で小休憩後、徳沢ロッジに向かうことになる。明神小屋を過ぎて、わき水のある池があって、水がきれいだった
 左脇に見える、川の水も蒼い色をしていて、とてもきれい。歩くのをやめて水につかりたい。

 徳沢ロッジで、昼食休憩。
 徳沢ロッジから横尾山荘へ向かう。次第に観光客風の人も減ってくる。左の梓川、明神岳前穂高がずっと美しい。ここまで緩やかなアップダウンのみで歩くのに問題はない。あるとすれば距離が長いことか・・・。

 横尾山荘からは、本格的な登山道となる。登りもきつめとなったりしてくる。槍見沢で槍ヶ岳と初対面。あそこまで歩くのかと思うと少々げんなりする。一ノ俣川橋、二ノ俣川橋を渡り、川音を楽しみつつ、歩を進める。水力発電機を見れば、槍沢ロッジはもうすぐ。
 泊まり客は満杯ではないものの多くの人がいた。フルートのコンサートもあったようだが、半分寝ながら聞いてた。
こんな花も

 ババ平にて水を補給後、いよいよ本格的に槍沢をさかのぼって歩くことになる。岩場等を超えて出ると、雪渓その先に山々がそびえ立って見える。雪渓の脇を横目に見つつ、時折水場で冷たい水を楽しみつつ歩く。


雪渓を通り過ぎ、天狗原への分岐点を過ぎ、さらに高度を稼ぐと最後の水補給をすると、いよいよ槍の穂先が真正面に現れる。槍岳山荘も見えるのだが、まだまだ到着には時間がかかりそう。



2時間弱歩いて、山荘に到着。風が強く吹き飛ばされそうな勢い。穂先へ行くぞって言う話しもあったが、渋滞している上に風も強く、少々怖じ気づいてしまい、自分はやめてしまう。見ていると穂先へたくさんの人が貼り付いていて、渋滞している様がよく見える。帰ってきたところで話を聞くと、かなり怒鳴りあいがあったようだ。進め進めないの状況がひどかったらしい。翌日の予報が下り坂で霧になると言うことも影響したようだ。

一晩中風は吹き荒れ、星も見えたようではある。翌朝も吹き止まず結局、決心が付かず穂先には行かずじまい。いずれ来ることにしよう。
朝は冷え冷えとし、風が強いからカメラも揺さぶられる。まともに写真が撮れない。

かろうじて撮れた富士山


メンバーが戻ってきたところで下山。風にザックがあおられ、しかも急な下りなので、バランスを崩しそうに何度もなる。ちょっと怖かった。

あとは一気に下るのみなので、ひたすら歩くのみ。
明神小屋まできたところで、明神池によってみる。きれいなわき水ですばらしい。とにかく水のきれいさに感動すること多い。
そのまま、河童橋まで行きとは違う経路で下る。行きと違いきれいな川を眺めながらとなる。行き帰りコースを変えてみることをおすすめします。





2003/8/26 タイトル文字が直してなかったので修正
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