源氏山 および無名峰(大峠山もしくは烏森山)

所属市町村 鰍沢町
掲載される地形図 奈良田(2万5千分の一)
所属山域 南アルプス安倍山系
標高 1827M
山行回数 1回
  2002年 4月28日
携帯電話 確認していません

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間

源氏山登山口 大峠山 1時間50分
昼食休憩  
大峠山 源氏山 50分
休憩  
源氏山 源氏山登山口 1時間30分

道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺
国道52号線を下り、増穂町の丸山林道入り口の看板を目印にして、平林集落を通り過ぎ、櫛形山の看板を目標にして林道の奥へ向かっていく。途中、櫛形山林道と池の茶屋林道の分岐があるが、これを池の茶屋林道方面へとる。もうしばらく高度をかせいだところで、池の茶屋林道と丸山林道への分岐へでる。ここで多くの人は櫛形山方面へ向かうのでは、池の茶屋林道終点からは一息で櫛形山へ行けるそうなので。
池の茶屋の分岐にゲートがあり、たいていは丸山林道の工事などで閉じていることが多いように思います。このゲートから数百メートルはいると左手に新しい林道の工事現場があり、源氏山登山口入り口の看板があります。

ここまで増穂の入り口からは小一時間ほどです。


山行
前述した、新規林道の工事のおかげで登山口から20分ほどの間は登山道が非常に歩きにくくなっています。
登山道脇下がすぐに林道になっていまして、多少迂回させられている部分があります。まだ工事中ということもあり、資材が登山道沿いに置いてあったりして結構不快な道になってます。水場のあたりまで行けば、林道から離れていくのでやっと山道らしくなっていきます。

水場があるというガイドブックがありますけど、その前後にガレバがあります。木の橋がかかっているようなのですが土砂で埋まっていて、少し怖いかもしれません。三カ所それらしいところがあります。この水場にはお茶碗が置いてあって、行きには上向きに置いてあったのが、戻ってきたときには伏せてありました。誰か使ったんですね。

しばらくは比較的アップダウンも少なく歩いていきます。1時間少々ほどで、仙城方面、大峠山、源氏山方面への分岐に着きました。
仙城方面から戻ってきた人がいましたけど、途中で道が怪しくなってきたので戻ってきたとのこと。今は使われていないということですね。


ここで大峠山方面に向かいます。看板には藪こぎと書いてありましたが、きれいに刈ってあって藪こぎ自体をすることはなかったです。ただし、刈った後の切株?のおかげで結構歩きにくい。靴によっては痛いでしょうねぇ(笑)。それから、今までの高低差の少なさからすれば、少し登りをきつく感じるかもしれません。

大峠山の一等三角点補の周囲は高い藪に囲われていて山頂が非常にわかりにくいです。私たちも先にきていた人に声をかけていただいて山頂へ着くことができました。その後に着たグループもわからずに通り過ぎてしまった。ピンク色のリボンがあるあたりから藪の中へ入っていくようにすればいいと思います。また、山頂からは富士山を望むことができます。しかし、なぜ一等三角点があるのに、地形図には山名がでてないんでしょうかね?
再び仙城、源氏山への分岐点へ戻ります。

ここからは、一気に下ります。途中十谷(出頂ノ茶屋)からの道と合流します。一番下のところでは廃屋があります。何に使っていたのかなぁ。

ジグザグに登っていくと、途中何本もの太い錆びたワイヤーロープが地面から顔を出しています。足を引っかけそうで結構危ない。登り切ったところから、少し奥へ入っていくような感じで山頂になります。山頂では、周囲は木々に囲まれ展望なんてありません。その分静かで鳥の声などを楽しめるかもしれません。

いつもの通りピストン山行なので、きた道を戻ります。
ホントは足馴峠によってみたかったのだけど、後でいろいろ読んでみたら廃道なんですね。行かなくて良かったかも。


今回の参考では、鳥の声を楽しめました。また、人が近づいても逃げようとしなかったシジュウカラが印象的でした。鳥の性格なんですかね?
鳥名がわかった範囲ではウグイス、シジュウカラ、カケス、ホオジロ、ツツドリあたりですかね。時期によるのでしょうけども。全行程でツツドリの声を聞くことができました。

余談
ところで、登山口へ戻り帰宅準備をして(他に数台いたのだがすでに帰った後)、池の茶屋の分岐点まで戻ったら、ゲートが閉まっていた。鍵がかかっていなくて良かったなぁ・・・しみじみ。よく見ると開通の時期は5月になってからだったんですね。誰が開けたんだろう・・・。さらに戻って櫛形山林道との分岐点のところでもゲートが閉まっていた。当初から櫛形山林道で帰るつもりだったので気にしなかったが、時間で開け閉めしているのだろうか。みなさまもご注意ください。

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2005/08/26:山データを表形式化、見出し文字強調(大きさ、色)