笠取山
所属市町村 | 塩山市 | |
掲載される地形図 | 雁坂峠(2万5千分の一) | |
所属山域 | 八ヶ岳奥秩父山系 | |
標高 | 1953M | |
山行回数 | 1回 | |
2002年 5月 5日 | ||
携帯電話 | 確認していません |
下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間
登り | ||||
作場平口 | 〜 | 一休坂、ヤブサワ峠分岐 | 約30分 | |
一休坂経由 | 〜 | 笠取小屋 | 約1時間 | |
笠取小屋 | 〜 | 雁峠 | 約15分 | |
昼食休憩 | ||||
雁峠 | 〜 | 小さな分水嶺 | 約20分 | |
小さな分水嶺 | 〜 | 笠取山山頂 | 約20分 | 山梨百名山標柱 |
笠取山山頂 | 〜 | 水干経由笠取小屋 | 約1時間 | 隣の笠取山山頂経由(埼玉県設置?) |
笠取小屋 | 〜 | ヤブサワ峠 | 約15分 | |
ヤブサワ峠 | 〜 | 作場平口 | 約1時間 |
道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺)
国道411号線(青梅街道)を柳沢峠へ向けて走る。柳沢峠をすぎて、10分足らずで一ノ瀬高橋方面への看板が出てくるのでそれに従う。
ここから先、一ノ瀬林道となり狭い路地となるので要注意。すれ違いは結構難しいかもしれない。
釣り堀の脇を抜け鶏冠神社を抜けて、しばらく行くと東京都水道局の看板があるのでそれに従って道なりに進む。いくつかのカーブを越えると、左手に作場平とあるので、駐車場に車に置く。トイレもあり非常に助かる。ただし、時期によっては車を置ききれない場合があるので駐車場前後の空いている場所に置かざるを得ないかもしれない。
今回、駐車場に入れられなかったので少し行きすぎた場所に止めました。
他、作場平口ではなくその先の中島川橋から登るコースもあるそうです。黒エンジュの頭方面経由でのコースになります。地図を参照ください。
山行
東京都の水道局が整備しているそうで、全体を通して非常によく整備されている。所々に水道と森の関係についての説明を書いた看板があり勉強になる。
また、コースのほとんどが沢沿いとなっていて川の音が非常に心地よい。暑いときなど涼やかに聞こえるのでは?
登山口から30分ほどで一休坂とヤブサワ峠コースの分岐になる。コース案内の看板では一休坂を下山用としているが、ヤブサワ峠経由と比較するとかなりの急登である。ので、どちらかといえば一休坂を登り用にし、ヤブサワ峠経由を下りにした方が足のためには良いと思う。
少し急な登りと平坦な道を少し繰り返してから急な道が続くような感じです。笠取小屋直前に急な道になり、左手には沢、右手には石垣(いつ頃作られたものなのでしょうか?)というところを登っていきます。登り切ったところに水場があり、冷たい水でのどを潤すことができます。また、途中、登山道から外れて、沢へ下りれるような場所も2カ所ほどありました。冷たい水で心地よかったです。
笠取小屋を通過し、いったん雁峠へ向かいます。当日、小さな分水嶺を始めとし笠取山山頂に多くの人影が見えたこともあって、雁峠で昼食をとることにしたのです。
雁峠は笹原に覆われ、長いすが四脚ほど用意されておりなかなか気持ちの良い場所でした。
近いところでは黒金山、乾徳山などが見え、雲さえなければ鳳凰三山なども見えたかもしれません。
雁坂峠方面から大きなリュックを背負った人が何人か通り過ぎ、また笠取山側から来た人が新地平方面へ下りていきました。私には縦走ということはとてもできないですが、多くの人が歩いていらっしゃるようですね。
昼食後、再び雁峠から小さな分水嶺へ戻り、笠取山へと進路を取り直します。お昼前には多かった人もだいぶ減ったようです。
山頂への急登は健脚の人だと10分ということでしたが、15分少々かかりました。やはりきつい。山頂はかなり狭く、あまり多くの人が同時に山頂にいることはできないでしょう。それにしても、はえが多かった。なぜだろう?
北側の展望は木に遮られて良くは見えません。南側には予想以上に大きい富士山を望むことができ、その左手に大菩薩嶺、雁ヶ原摺山などを見ることができます。西側にはいつかは行ってみたい雁坂峠方面が見えます。そして真下には雁峠などを望めます。
そのまま来た道を戻ることなく、黒えんじゅ方面から下りることにします。大きな岩を越えたりした数分後に、再び笠取山の標注が。こちらは埼玉県が建てたようですが。ガイドブックでは水干の頭とあります。どちらが本当の山頂なんですかねぇ・・・。
そこを通り過ぎ、少ししたところで急な下りを下り、回り込むような形で縦走路との分岐。水干の方へ進路をとると、今度は木が倒れていて登山道を塞いでいる。かなり前から倒れているようで、木をよけるように道ができていた。これからすぐに水干のポイント。多摩川の一滴目が出る場所で、約138キロの旅が始まるそうである。
あとは、登山道と水干への道との分岐点に戻り、笠取小屋までは来た道を戻る。この笠取小屋と小さな分水嶺の間くらいで、登山道に丸太を埋めて道を造ってあるのだが、これがなかなかに滑って歩きにくい。何とかならないものであろうか?
笠取小屋からは今度はヤブサワ峠経由で下る。一休坂から比べればかなり緩やかな道を下っていく。ヤブサワ峠からは沢の脇を歩くような形になる
沢を横切るときには木で造った橋があるので安心である。
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2005/08/26:山データを表形式化、見出し文字を強調(大きさ、色)