小楢山

所属市町村 山梨市(旧牧丘町)
掲載される地形図 川浦(2万5千分の一)
所属山域 八ヶ岳奥秩父山系
標高 1713M
山行回数 1回
  2002年 8月11日
携帯電話 確認していません

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間

登り 焼山峠 小楢山 約1時間10分
下り 小楢山 幕岩 約30分
  幕岩 焼山峠 約1時間20分

道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺
牧丘町に入り、鼓川温泉を目指す。そこを通過しさらに塩平の集落を越えると、その先より川上牧丘林道になるので道なりに進んでいく。最初の駐車スペースが焼山峠付近となる。山梨県の設定したクリスタルラインの分岐を示す看板などがある。その駐車スペースへ車を止めて山へはいることとする。
ここから先大弛峠方面に向かえば、金峰山国師ヶ岳方面へ行くことができる。
また、焼山峠にはトイレも設置されているありがたく利用させていただこう。

山行
こことは別に、牧丘町の施設オーチャードビレッジ”fufu”側からも小楢山に入ることができる。とはいえ、コースによっては結構時間がかかってしまうので、今回は焼山峠側から入ることにした。登山口までのアプローチもそれなりにかかってしまうのですけどね。

子授地蔵の脇を抜けてコースに入る。ちょっと急な登りがあるが、大したことはない。そのまま木の階段を使ってぐんぐん歩いていける。所々に牧丘町が設置したと思われる看板もあり、道に迷うことはない、と思う。

20分くらい歩いたところで、看板は右側を示しているのだが道が二つに分かれているところがある。ここは素直に右へ向かった方がいい。左へ行けば高く登ってまた下りて右へ曲がった道と合流するだけである。

しばらく緩やかなアップダウンを繰り返す間、道の両側に咲く花を楽しめた。私は花の名前はほとんどわからないが、同行者はたくさん花があって楽しめたといっていた。秋の花もちらほらと現れているようだ。

再び分岐点が現れる。旧登山道と新登山道に分かれている。見ると新登山道は急な登りのようだが、旧登山道はそうでもない。となると旧登山道を選んでしまう習性に素直に従う。実際選んで正解であったようだ。10分程度で道は合流する。

その後徐々に、高度を上げていき、一杯水にたどり着く。以前は水場であったようだが、現在ではちょろちょろとしか流れていない。そこから登りになり、登り切ったところから少し歩く。このあたりなんとなく、白樺の木もあり高原のような雰囲気があるように思える。ススキの穂が出ておりここでも秋の気配を感じる。暑いのだが秋の準備は立秋を過ぎたこともあって進んでいるのですね。

数分歩いて山頂である。東屋もあるが、それよりちょっと奥に例の山梨百名山の標柱があるところから富士山を見ることができる。夏ならでは真っ黒な富士山が見えた。
そこで昼食をとり、来た道を戻らず幕岩の方へ向かう。すぐたどり着けると思ったのだが、そうでもなくごつごつとした岩場を何カ所か抜けてたどり着いた。さすがに父恋しの道である(道沿いの看板にはないが、焼山峠の案内図には書かれている)。鎖をたどって幕岩の上に立つ。高所恐怖症の私には立ってられないのですぐに腰を下ろして周囲の景色を楽しむ。小楢山の山頂とは違ってほぼ360度視界が開けるので、こちらへ行ってみるのも良いかと思う。ただし、念には念を入れて足場に注意して上り下りしましょう。

幕岩からそのまま、焼山峠に戻る。表記はないが「母恋しの道」、「小楢山山頂」などの分岐点が小楢山峠と思われるが、そこから山頂に戻らずとも直接「一杯水」を経由して焼山峠に戻れる。

季節柄かなりの暑さを覚悟していったのだが、木々がうまい具合に日を隠してくれるし、涼しい風もあって比較的快適に歩くことができた。

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2002/08/11:初稿
2003/12/01:画像を差し替えました(GPS画像)
2005/08/29:山データを表形式化、見出し文字を強調(色、大きさ)