鶏冠(黒川)山

所属市町村 塩山市
掲載される地形図 柳沢峠(2万5千分の一)
所属山域 八ヶ岳奥秩父山系
標高 1716M(鶏冠山)、1688M(黒川山)
山行回数 1回
   2003年 5月17日
携帯電話 確認していません

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
今回残念ながら、GPSの操作ミス?で途中データがとぎれてます

歩行時間

登り
柳沢峠 六本木峠 約1時間  
六本木峠 横手山峠 約2時間30分 道を間違えた時間を含みます
間違い歩行時間 約1時間50分 ←推測値 
  横手山峠で休憩 休憩 
横手山峠 見晴台:黒川山 約1時間  
黒川山 鶏冠山 約30分  
下り
鶏冠山 横手山峠 約1時間30分   
横手山峠 柳沢峠 約1時間20分  

道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺
国道411号線(青梅街道)を使用。柳沢峠を目標にする
冬場は凍結路となり、通行規制が行われることが多いところである

柳沢峠は、駐車場も広くおける台数も多い。だが三窪高原の花の季節には人が多く訪れるため、早めに行動した方が良いかもしれない。また、トイレがきちんと完備されている。丁寧に使用したいものだ

山行
山梨百名山に同名の山がある。こちらはスペシャリスト級。簡単には行けない山である。が柳沢峠からの鶏冠山は比較的簡単な山である。
のつもりだったのだが、えらいことになってしまった、今回の山行・・・。

また、当初雨は降らなかったものの霧が立ちこめていた。歩くにつれ、時折雨が落ちてくる。いやはや、ついてないときはこういうものですね。

柳沢峠から六本木峠までは比較的緩やかにアップダウンを繰り返すだけでとくに難しいことはない。
また東京都の水源林となっているので、東京都によりかなり整備されているので、歩きやすいのかもしれない。現在位置の標識があり周囲の木々には丁寧に名称の札が貼ってある。それによるとヤマザクラ、カエデなどがあるそうなので、季節を選んでいけばもっと楽しめると思われる
今回も鳥の声を楽しんだ。しかし、ウグイスの大安売りはちょっと困った。今回よく聞こえたのはウグイスであった。他にもカラ類、ウソ、ツツ鳥なども確認できた。

六本木峠から三本木を通過して、ここで林道を横切る。そこから通行止めにはなっていたが頻繁に車が走ったと思われる道を歩いて横手山峠へ向かう。この間、柳沢峠と違ってあまり整備されているようには見えない。そもそも車のわだちで歩きにくいところもあったくらい。しかし、急な登り、急な下りなどというのはない。

横手山峠についたところで大きな間違いをしてしまった。標識で「鶏冠山へ」「落合部落へ」「黒川金山へ」という風にあったのだが、最初は黒川山に向かうというのが頭にあって、「黒川金山へ」に従ってしまった。この道を行けども行けども黒川山へ着かないどころか、下っていくのである。ある程度いったところで、ようやくGPSでチェックしてみたら、黒川山から次第に離れていってしまうように軌跡を描いていた。地図を見れば黒川山を巻くようなルートにはなってない。しばらく歩いた時点で横手山峠へ戻ることにした。約2時間のロス。結構痛い・・・

戻った時点で食事休憩にした。


横手山峠から「鶏冠山へ」にしたがって歩き始める。ここからがこのコースの中で本格的な登りになる。途中大粒の雨が落ちてくる。登り切ったとろで、「黒川山」「見晴台」「鶏冠山」の標識を見る。見晴台に向かうことにして、緩やかな登りときつい登りが見えたので、緩やかな登りの方へいってみる。数分で開けた場所へ出たが、霧で何もない。鳥の声を楽しんですぐに戻った。途中、きつい方から合流すると思われた道へ行く。そうすると黒川山の標識が!
というわけで、緩やかな道だと見晴台へ、きつい登りは黒川山へ、となっています。きついという言い方は言い過ぎかもしれませんけど・・・

続いて鶏冠山へ向かう。道は下りぎみ。下りきったところで、標識。鶏冠山の方へ向かう。しかし、再び降り始める。木の根が多く出ているのだが、雨で濡れてよく滑る。石も濡れているので滑る。結構恐い。

鶏冠山の登り口では直登ルートと迂回路がある。直登も足場をうまく確保していけば問題ないが、濡れているので足を滑らせやすく、恐い場面がちょっとあった。降ってないときなら、問題ないでしょう。
登り切って、赤テープに従っていけば、鶏冠神社奥の宮という表示があるので、その方向へ行けばいい。が、足を滑らせること多々。
数分で奥の宮と鶏冠山の例の標識が待っている。霧で周囲は見えず。しかし、奥の宮の左手は絶壁?で下をとても見下ろせることができるようなところではない。聞いた話では高さ100mはあるらしい。

先ほどの分岐点まで戻る。ここから先ほど間違えた道の方へ行けるらしい。が確かめることもできないので、ほっといて来た道ではなく、落合部落方面へむかうことにするが、これも大変なことであった。あまり歩かれてないのか?整備されてないのか?倒木によって道がふさがれているところが数カ所あり、土の道ではなく、自然の石畳となっていて足を取られることもあった。まあ、足を取られたのは雨の影響なので道自体が悪い、と言うことではないです。程なく、横手山峠へ出ることができ、柳沢峠へ戻った。駐車場には誰もいなかったです(笑)。


コース断面図

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2003/05/17:初稿
2005/09/02:山データを表形式化、見出し文字を強調(色、大きさ)