小川山
所属市町村 | 須玉町 | |
掲載される地形図 | 瑞牆山(2万5千分の一) | |
所属山域 | 八ヶ岳奥秩父山系 | |
標高 | 2418M | |
山行回数 | 1回 | |
2002年 6月 9日 | ||
携帯電話 | 確認していません |
下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間
登り | ||||
廻り目平(金峰山荘) | 〜 | カモシカ遊歩道 | 1時間30分 | |
カモシカ遊歩道 | 〜 | 裏瑞牆 | 2時間少し | 途中開けたところで昼食休憩30分程度 |
裏瑞牆 | 〜 | 小川山 | 1時間ほど | 裏瑞牆で30分程度過ごしてから |
下り | ||||
小川山 | 〜 | 唐沢の大滝 | 2時間 | |
唐沢の大滝 | 〜 | 金峰山荘 | 50分程度 |
道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺)
山梨方面からだと、塩川ダムを通過し信州峠を抜けて川上村に入ります。そこから県道を使い金峰山荘の標識に従います。走って行くにつれて、屋根岩の奇妙な姿が出迎えてくれるようになります。信州峠から金峰山荘までは30分弱といったところ でしょうか。
さらに進むと、金峰山荘に入ります。少し進んだところで、ゲートがありそこで駐車券を受け取ります。きちんと受け取っていきたいですね
山行
いつもよりもかなり早く出かける。やはり遠く感じてしまう場所にある山である。
一週間前の予報では曇りで雨も、ということであったが非常に天候に恵まれて快晴であった。真っ青な空に、雲一つない天候というのは何回となく、山へ行っている間でもほとんどなかった。
金峰山荘のゲートへ入り左側の林道を進んでいき、適当な場所へ車を置く。その手前左側にトイレがあり、そのわずか先に小川山という看板が右手の森の中へ向かうように、ある。
また、その林道をまっすぐ進んでいくと金峰山へ向かう道となっている。
登りはじめからきつく感じる登りである。私としてみれば、ずっと登っていくような山であった。
最初は森の中を進んでいくような感じ、次第に藪の中を進んでいくようになる。かと思えば奥秩父らしく岩場を乗り越えることもある。かもしか遊歩道の分岐点までは人とすれ違うことはなかったが、登っていく途中木々の開けた間から見えた岩場に岩登りをしている人が見えた。山登りをしている割に高所恐怖症の私としてはとてもまねのできない技である。
どんどん登り高さを稼いでいく。次第に、目の前に裏瑞垣と思われる岩場と、金峰山の雄大な姿が目に入ってくるようになる。このころ、赤いヘリがしばらく山荘上空を飛んでいるのが見えたが、何があったのだろうか・・・。
岩場のはしごを下り、岩場を下っていってさらに進んでいってかもしか遊歩道への分岐点となる。あまり広い場所ではない。そこで休憩をとる(これまで何回も休憩をとっているのだが)。この分岐点で指導標らしきものがあったといえるだろうか。
岩場にペイントしたもの、赤いテープ、白いテープが道案内になっていた。もちろん道はしっかりと踏まれているのではずすことはないが、岩場でのペイントは助かった場面があった。
シャクナゲがまだまだ咲いていてくれて、目を和ませてくれる。シャクナゲの回廊といえるだろうか?登山道をシャクナゲが塞ぐように覆っているところが数多くある。おかげで擦り傷だらけである。きれいな花も少々恨めしく感じるところである。
また、ウグイス、ツツ鳥等々数多くの鳥たちの鳴き声を楽しめました。
分岐点を過ぎてから、その藪道、森の中の道、岩場(しかもきつい登りだった)の道を何度も繰り返して森の中で裏瑞牆の分岐点を見つける。テープが数多く貼られ、消えてしまった看板が目印となる。木の枝に古ぼけたタオルが巻き付けてあったりもする。
濃密な藪を抜けて数分で登りあがると大パノラマが待っている。正面に金峰山、右手に小川山、左の方には国師ヶ岳が見えていたと思う。
そこから、歩を進めて岩場を過ぎたところで、しばらく森の中を抜けていくような感じで小川山山頂となる。それでも我々の足で1時間かかっているのだが。
山頂は非常に狭い。南側が少し開けていて、茅が岳、曲岳といったおなじみが見えた。その先は甲府盆地も確認できた。天気に感謝したいところだ。他方向はほとんど木々に遮られて展望は望めない。
休憩を挟んで下ったのだが、今度はかもしか遊歩道を選んだ。
しかし遊歩道というにはあまりにもきつい道であった。まさに「かもしか」には遊歩道であって、一般人には登山道言うところだ!!!
それでも唐沢の大滝は良かった。夏場にはもっといいのだろうが、人が多いだろうなぁ。
金峰山荘を目指したが、やっぱり遊歩道じゃないなぁ。遊歩道という名前につられて選んでしまったが、疲れた身には堪えました。
歩いてみて、登山道は多くの場所でクッションが効いていて足には良い道に思えました。落ち葉のクッションと言うより、うまく表現で
きないが木の根の空間がクッション代わりになっていたように思えます。
ところで、山荘に入るときに駐車券云々と書きましたけど、車に戻ってさて戻るぞ、というときにないことに気がついたのでした。やむを
得ず山荘に言ったところ、18時を過ぎているからプラス一泊扱いになるとのことでした。みなさまご注意ください。
山を下りてきたのが19時でしたのでどうにもなりませんでしたねぇ。
で、帰りながらラジオでロシア−日本戦を聞いていたのでした。
山行断面図
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2005/08/26:山データを表形式化、見出し文字の強調(大きさ、色)