源次郎岳

所属市町村 塩山市
掲載される地形図 大菩薩峠(2万5千分の一)
所属山域 大菩薩桂川道志山系
標高 1477M
山行回数 1回
(下見) 2001年 5月27日
   2003年 4月27日
携帯電話 登山口では圏外ではないがアンテナが立っていない
au-cdmaone

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間

登り 駐車場所 登山口 45分
  登山口 分岐点 25分
  分岐点 山頂 20分
    昼食休憩
下り 山頂 分岐点 25分
  分岐点 下日川峠付近 30分
  下日川峠付近 車道合流点 1時間50分
  車道合流点 駐車場所 25分

道案内(基本的にマイカー使用/下見時とは少々変わったので書き換えました)(ヤフーの地図ではこの辺

他には、上日川峠から下ってくるルート。(上日川峠〜下日川峠経由)
塩山からだと、恩若之峰から入ってくるルートがあるらしいですが、詳しいことは知りません。

国道20号線、笹子トンネル前の(甲府から)、田舎薬膳ラーメンから、嵯峨塩方面へ入る/県道215号線。
このあたりは、大蔵高丸などへ向かう湯ノ沢峠へ向かうルートと同じである。

ただし、途中木賊のあたりで二つに分岐する。
 右側の焼山方面へ向かうと湯ノ沢峠方面へ  結構細い路地になる
 左側の嵯峨塩方面へ向かうと大菩薩峠へ   割と広め

源次郎岳の登山口へ向かうには左の大菩薩方面へ向かう。嵯峨塩温泉を右側に見つつ、左側へ曲がる林道をチェックしながら登っていく。
以前は工事をしていて、入っていけないようになっていたところが、工事が終了し路面は舗装されてしまった。車で走る分には良いのだが・・・。

登山口は、そこから車で数分奥へ入ったところになる。右側に源次郎岳登山口とあるので、その対面あたりに2,3台は置けるスペースがあるので、通常はそこへ置けばいいだろう。(りんさんの山梨林道辞典の嵯峨塩深沢林道へ)

このまま、この林道を奥へ向かえば、甲州高尾山へ行くことができる林道と合流する。また途中一カ所きれいな富士山を見ることができる場所がある(りんさんの山梨林道辞典の菱山深沢林道/勝沼へ行くことができる)
ほか、武田史跡:妙見岩を見ることができるらしい


山行
通常は、林道を奥に入った登山口から入ればいいのだが、ループルートをとってみようと林道入口に車を止めて、そこから歩いていくことにした
実際車で行かなくて良かったかもしれない。ツツ鳥、カラ類、ほか知らない鳥などの鳴き声をずっと楽しんで歩いていくことができたからである。いつも書いていることだが、鳥の鳴き声、姿を見ても種類を特定できないのが残念である

ただ、前述したとおり完全登山口までは完全舗装路なので歩いていて心地よいものではないことを付記しておく


登山口からは、ほぼ枯れ葉のじゅうたんが敷き詰められていてふかふかしていて気持ちが良い道である。出だしでは少々道がはっきりしないところがあって、とまどったところもあったが、途中から赤テープが貼ってあるので、見失うことがなければ大丈夫だろう。とはいえ、しっかりと踏み固められているところの方が多いので、問題ないかな?

あとは、木々の間を歩いていくので、夏場には全く視界は無いと思われる。新芽が出始める季節とはいえ、左手側の木々の間だから塩山市内を見下ろすことができた。右手側には小金沢山系が見えるはずだが、曇っていてよく見えず。


源次郎岳は今回のルート中一番の高度ではなく、低いところにある。画像中の分岐点付近が一番高く、いったん登り切ってから下って一つピークを越えた次のピークが源次郎岳となる。
分岐点手前にはロープ場が一カ所あって、枯れ葉で足を滑らさないように注意すべし。分岐点から下るときも結構急な下り坂であった。一つピークを越えて登り切って少し歩けば源次郎岳山頂。登り切ったところから少し下ったところが山頂というのも、なかなかのものである

山頂は広く、比較的なだらかなのでいくつかのグループが来ても問題はないだろう。でもマイナーな部類なので、そんなに来ないかな?

今回はピストンではなく、ループルートをとるので分岐点まで戻ったら下日川峠方面へ向かう
思ったよりも踏み固められていて、道を迷うことはないと思う。ほぼ下りいっぽうのルートである。ときおり登るところもあるが、たいしたことはないだろう。ただし、下日川のNTTの無線アンテナが見え、伐採現場のようなところへ出るとクマザサ、伐採された木々で道がわかりにくくなっているので、多少注意は必要かもしれない。そのうち右側に林道が見えてくる。NTTの工事用道路(牛奥山林道?)で、登山道はこれと合流しているのかしてないのかはっきりしないのだが強引に合流し、そのまま進むことにした。戻ってからカシミール上で地図と重ね合わせてみるとどうやら合流は強引すぎたようだ。本来のルートは下日川峠をかすめるはずだが、一度も見なかった。
林道を歩いている途中で立ち入り禁止の林道があったので、それがNTTの無線アンテナへの道と思われる)。そのまま進むと今度は砥山林道との分岐点となる。それまで歩いてきた林道はその分岐点からも立ち入り禁止となっている。実際窪んだところなど多いので車ではかなり走りにくいだろう。
そのまま、林道を下っていけば、出だしで車を止めた車道へ出ることができるが、かなりの歩きでがありました。
車道へ出れば(14キロの看板)、あとは下っていけば良いだけである(車を止めたところに15.4キロの看板あり)。




以前の下見時に記載したこと(2001年時のことです)
−これより下は、付近の林道について。山道になれていない方は、無理をしない方が良いです。進んで危険に飛び込むことはないですよ。危ないと思ったら、引き返しましょう。


この、登山口から先、まだまだ林道が続いています。途中まで行ってみましたが、霧も深かったので引き返してしまいました。
林道のことをまとめているサイトを見てみましたが、どうやら勝沼町の方へ降りているらしい。確認はできていません。いずれにしろ、源次郎岳のあたりが最高点であとは下るだけのようではありますが・・・果たしてどうなんでしょう????

途中に「伝説:かくれっ窪」というのがありました。何なんでしょうかね?ご存じの方いらっしゃいますか?
そのあたりから登山道にはいると、近くの宮宕山そして棚横手山に行けるようです。


また、引き返したあたりは、どうやら尾根道をけずって林道にしたようです。壁面の脇に階段状になっている部分があるので、登ってみると古い登山道らしきものがあります。指導標などがないのでどこへ向かう道なのかはさっぱりわかりません。2万5千分の1の地図で該当するあたりを見てみましたが、登山道らしきものは無いように見えます。ただこのあたり、古い登山道が結構あるとのことなので、その一つかもしれません。
奥の方には、黄色と黒のロープが張ってあるので、工事関係者の方が使っているのでしょうか?
林道はここからさらに下っているようです。

そこから、少し戻ったところに(ちゃんと碑文を読んでこなかったのですが)武田信虎に関係するらしい碑があり、説明の中には妙見岩とか言うのがありました。コンクリートの壁面の上に史跡「妙見岩」があるようです。見てはこなかったのですが、ここも脇に階段があり、登っていけば見ることができるようですね。この碑文に関しては、いずれ調べてみたいと思います。武田信虎さんが、妙見菩薩などについて関わりがあるようですね。


(幻魔大戦サントラ:キースエマーソン他、真幻魔大戦イメージアルバム:難波弘之を聞きながら)
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2001/05/27:登山口の確認
2003/04/27:山行データ追加
2005/08/29:山データを表形式化、見出し文字を強調(大きさ、色)
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