富士見山
所属市町村 | 身延町(旧中富町) | |
掲載される地形図 | 切石(2万5千分の一) | |
所属山域 | 南アルプス安倍山系 | |
標高 | 1640M | |
山行回数 | 1回 | |
2003年11月 2日 | ||
携帯電話 | ヴォーダーフォンは登山口、山頂ともに通じました |
下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
歩行時間
登山口(平須) | 〜 | 伐採小屋1 | 約20分 | |
伐採小屋1 | 〜 | 伐採小屋2 | 約20分 | |
伐採小屋2 | 〜 | ベンチ | 約20分 | |
ベンチ | 〜 | 展望台 | 約1時間40分 | |
昼食休憩 | 約30分 | |||
展望台 | 〜 | 三角点山頂 | 約30分 | 登り計3時間10分 |
小休止後 | ||||
三角点山頂 | 〜 | 展望台 | 約30分 | |
展望台 | 〜 | ベンチ | 約50分 | |
ベンチ | 〜 | 伐採小屋2 | 約10分 | |
伐採小屋2 | 〜 | 伐採小屋1 | 約13分 | |
伐採小屋1 | 〜 | 登山口 | 約15分 | 下り計1時間58分 |
GPSのデータ参照
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道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺)
国道52号線、甲府側から向かった場合、中富町役場の手前(念力神社とかいう看板を目安に)交差点でで右折すること。ただし、信号がない交差点なので、行き過ぎないように注意。また、甲府側からだと看板を見つけづらいかもしれないです。
このあとは、平須を目指して道なりに進むこと。「甲斐やすらぎの宮」などを目安にしてもよい。
途中、田富町で設置している句碑の里がある。ここには、自作の句を石碑にして設置してもらうことができる(詳しくは中富町役場へ)。ここを通過し、鉄橋を渡り、甲斐やすらぎの宮前を通過すると左側に駐車スペースが出てくる(平須のバス停の手前です)。ここへは数台は置くことが可能です。そこから、バス停まで10数メートルで、バス停手前が登山口となります。
これは、山頂まで1.5kmまでの標識があるところで撮影したゴジュウカラ(と思われる)です
山行
のっけから比較的急な登りである。過去こういうところで体調を崩しているのでスロースペースで登るように調整しておく。
しかし、登山道はよく踏まれているし、割と幅広で、下草、枝が切り払われていて、場所にも寄るが、非常に歩きやすい道である。
また、しつこいくらい(といっては非常に失礼な言いぐさであるのは承知だが)「登山道」という看板が歩く方向を示してくれるし、「山頂まで、あと何キロ」という表示があり、歩くペースを保つ目安となってくれるだろう。ちなみに、この「山頂」とは、展望台までのように思われる。展望台から先の三角点山頂までにはこの看板は全くないからである。この点注意が必要かもしれない。
上の図のついて、途中伐採小屋が2件あり、ベンチとは植林帯を抜けて周囲がある程度開けて景色が見えるようになったところにあるベンチのことである(看板で言うと山頂まであと2kmの少し手前である)
登山口からしばらくの間は植林帯の木々の下を歩いていくことになる。晩秋とは言え、けっこう暑いくらいの日だったので、日陰を作ってくれて非常に心地よかった。しかし、こういう木々の間ではガーミンがデータを取りこぼしやすくなるのが難点である。
この間はさすがに富士見山といえども、いっさい富士山を見ることはできず、黙々と歩を進めるだけである。
伐採小屋2を超えると、さらに傾斜は厳しくなる(この辺りで山頂まで2.5km)。登り切って辺りが開けると前述のベンチのあるところとなり、ふと振り返ると富士の姿が現れる。また、少し視線の方向を変えると身延山を確認できた(ここは電波の中継点となっていて数多くのアンテナを見ることができる)。
ベンチの辺りからは視界は開けたままとなり、青い空のなかに紅葉した木々を楽しみつつ、また傾斜はきつくなったり緩くなったりを繰り返しつつ歩いていく。
ジグザグに方向を変えながら標高を稼いでいくと、富士の写真を撮りやすいポイントがある。この先に鎖場があるので注意が必要である。標識で危ないと表示が随所にあったが、本当に危ないなぁと思ったのは、ここくらいである。でも、用心するに越したことはないですけども。
ガレ場を見下ろしながら、さらに歩を進めていき、あと1kmを切ったところ辺りから、きついところが続く。これを登り切ると右手に鳥居が見える。おそらく念力神社関連かもしれない(確認しに行ってはいないです)。右手に行けば堂平方面(甲斐やすらぎの宮周辺のことである)および御殿山となる分岐点である。
この辺りでは鳥の声をけっこう楽しめた。また遊んでいるようでかなり近くの枝まで降りてきてさえずっていたのが印象的。先日の日向山も標高的には大して変わらないのに、けっこう居る。北部と南部の違いだろうか?
いったん少し下って登り返せば富士見山の展望台である。事実上の山頂といっても良いだろう。ただ狭いので、2,3のグループが休憩すればいっぱいである。譲り合いましょう(といいつつも、今日は富士見山の看板の下に陣取ってしまいあとから来た人に迷惑を掛けてしまっただろう。大きく反省/もうあとから来る人はいないだろうと高をくくっていたのが失敗の原因か)
それと、ここには小学校中学校の登頂記念という杭が打ち込んであった。けっこう人が来ている山なんですね。
ここで食事休憩の後、三角点山頂へ向かう。一緒に休憩したおばさんたちが、何もないところよぉといっていたが、山梨百名山の標柱がある以上、行かねばなるまい(笑)。でも、登って富士山を見たという満足感で十分と言うことであれば、ここまでで十分。三角点山頂まで行くことはない。
展望台から一気に下り、2,3回ピークを登って下ってを繰り返せば、三角点山頂にたどり着く。バラ科と思われる植物のトゲで傷だらけになるし、急な登り急な下りがあったりとあまり良いことはない。また、今まで親切なくらいあった看板は出てこないで、早川町の山頂まで何分、展望台まで何分の看板が1,2個あったくらい。
また、山頂では、本当に全く展望はないので、そのつもりで!手前の展望台があるだけに、ちょっと悔しい気持ちになってしまう。
戻りは登ってきた道を戻った。歩きやすい道の分、場所によっては走るように下ってきた。しかし、土が軟らかいところがあったり、砂利のところで石が滑ったりと危ない場面は何回かあった。
帰りには、初めて温泉経由となりました。「かじかの湯」です。今まで温泉がキライで行かなかったわけではないのですが、今回初めて寄ることにしました。もう帰る頃には寒くなりますしね。
入浴だけなら、1時間30分まで500円なので、良いですね
コース断面図
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2003/11/02:初稿
2003/11/10:文章の表現のおかしいところを修正(文法上のおかしいところ、というか)
2003/12/26:インフォシークのフォトアルバムへのリンクを追加しました
2004/11/23:歩いたルート図を差し替え
2005/09/09:山データを表形式化、見出し文字を強調(色、大きさ)
2008/09/11:写真のページリンク先をインフォシークからサイト内のアルバムへ