十枚山、下十枚山
所属市町村 | 身延町(旧中富町)、早川町? | |
掲載される地形図 | 南部(2万5千分の一) | |
所属山域 | 南アルプス安倍山系 | |
標高 | 1726M | |
山行回数 | 1回 | |
2003年11月23日 | ||
携帯電話 | ヴォーダーフォンは山頂では通じました。登山口ではダメです |
下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。
注)図中で石小屋あたりにて、GPSの妙なデータがあったので、Y字っぽく見えますが
石小屋から十枚峠までは一本道です
歩行時間
剣抜大洞林道登山口 | 〜 | 栂尾根(標識) | 約40分 |
栂尾根(標識) | 〜 | 石小屋 | 約1時間25分 |
石小屋 | 〜 | 十枚峠 | 約30分 |
十枚峠 | 〜 | 十枚山 | 約35分 |
昼食休憩 | |||
十枚山 | 〜 | 十枚峠 | 約30分 |
十枚峠 | 〜 | 下十枚山 | 約30分 |
下十枚山 | 〜 | 十枚峠 | 約15分 |
十枚峠 | 〜 | 石小屋 | 約20分 |
石小屋 | 〜 | 栂尾根(標識) | 約50分 |
栂尾根(標識) | 〜 | 登山口 | 約30分 |
GPSのデータ参照
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道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺)
国道52号線から「成島」の交差点から十枚温泉を目指す。その奥からが剣抜大洞林道です。この林道は一部はコンクリート舗装になってますが、ほとんどが未舗装区間で車高の高い車が非常に望ましい林道です。私の車、かなり底をこすりました。車が大事な方、よく考えて入山しましょう。また、他の林道と変わらず、すれ違いが難しいので気をつけて走りましょう
入り口から、約30分ほど走ったところで、十枚山登山口という看板が並んでいますのですぐに分かります
駐車スペースはせいぜい2,3台。また登山口から少し奥にも2,3台は置けます。小さい車の方が無難でしょう。
栂尾根付近での紅葉
山行
のっけから比較的急な登りである。前回の富士見山同様である。こういう時は念入りに準備運動をし、ゆっくり目にはいることにする
登山道はよく踏まれていて、歩きやすい方である。また、最初の3.8kmから始まって200mおきに指標があるのでこれを手がかりとすると良いでしょう。
しばらく植林帯の中を歩いていくと栂尾根の看板がある。ここまで約40分。急な登りがゆるめとなる。確か2.2kmの辺りから再びきつい登りとなり、1.8kmあたりで植林帯を抜け、自然林が多めとなってくる。
また、そのあたりから石がごつごつとしてくる。きつい登りの途中で石小屋が現れ、その脇を抜けていくのだが、倒木が多いのと道が非常に狭くなるので、けっこう歩きにくい。今回のコースで危ないなぁと思ったのは石小屋から十枚峠の間である。気をつけてください
ここまで、木々が多く展望は良くないです。十枚峠に出ると向こう側(静岡側の景色が眼前に広がります)眼下にはどの辺かよく分からないのですが、車が走っているのも見えました。
山梨側では、植林帯を抜けた辺りから時折富士山がちらちらと見えるくらいと南部町の町並みが見えたくらい。
十枚峠から十枚山の間も木々の間から時々見えるくらいだったかなぁ。
あと、時期的なものもあるのでしょうが鳥の声があまりしなかったなぁ。分かったのはウソが鳴いていたのと、十枚峠〜十枚山でゴジュウカラや他のカラ類を見かけたくらい。
十枚峠から十枚山の間は両側にクマザサがある明るい感じのするコースとなる。山頂直前の急登は最後の一がんばりで登ろう!
山頂はけっこう広く、多くの人がいても十分休憩できると思う
しかし、登頂直前に一気に曇ってしまったので展望はほとんど楽しめませんでした、とっても悲しい
見えたのは、篠井山その向こうに貫ヶ岳あたりが見えていたと思う。富士山は雲の間から時々顔をくらいだったか・・・
いったん十枚峠まで戻り、下十枚山を目指す。最初は緩やかな感じであったが、一気に高さを稼ぐ感じの道となる。
そこそこは歩かれているようであるし、下草も刈ってあるので、歩きにくいことはないとは思う(すこし危ない場所はあるけど)。いったん登り切ったところで再び十枚山への道と同じようなクマザサに囲まれた道となる。振り返ると雲の合間から遠くの山々が見えた
そこから一登りして、下十枚山山頂まであと少しである。山頂では富士山がよく見えた。ここだけ刈ったのだろうか?
下りは登りの時には感じなかった怖さがあった。急な登り道だった分、湿った落ち葉、根っこ、石が絶妙なコンビネーションで足を滑らせる。歩くペースを落とさなくてはならないのだが、勢いがあるのでなかなか難しい。何度も転びかけた。
帰りには、また「かじかの湯」へ寄りました
また、十枚山山頂に山梨百名山の標柱がありました。以前ニュースで無くなっているという話を聞いたのですが、今回見た限りオリジナルのように見えるのですが、いつ戻ったのでしょうか・・・
コース断面図
つぶやき
このエリア(十枚山、篠井山、高ドッキョウ、貫ヶ岳あたり)では、ヒルが出て夏場には行かない方が良いと言われているのですが今回山頂付近で見かけました。こんな時期でも出るんですかねぇ・・・
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2003/11/23:初稿
2003/11/24:昼についてと鳥についてを加筆:下十枚山についても加筆
2003/12/26:インフォシークのフォトアルバムへのリンクを追加しました
2005/09/09:山データを表形式化、見出し文字を強調(色、大きさ)
2008/09/11:写真のページのリンク先をインフォシークからサイト内へ