高ドッキョウ

所属市町村 南部町(旧富沢町)
掲載される地形図 篠井山(2万5千分の一)
所属山域

南アルプス安倍山系

標高 1134M
山行回数 1回
  2010年01月03日
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下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。

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歩行時間

樽峠近くの駐車場所 樽峠 約45分
樽峠 清水方面展望台  約1時間
昼食休憩   約30分
清水方面展望台 高ドッキョウ  約45分
小休止    
高ドッキョウ 清水展望台 約30分
清水展望台 樽峠  約50分
樽峠 駐車場所 約30分

道案内(基本的にマイカー使用)(マピオンではこの辺
昨年行った貫ヶ岳と同じく樽峠からピストンとしましたので、国道52号線を南下し、富沢の道の駅から徳間方面に向かい、石合へ入り樽峠へ向かいます。一番奥が樽峠手前の駐車場所となります(
【参考】山梨の林道事典さんの「357 林道下石合線、上石合線、貫ヶ岳(西)線及び県道801号の終点」)

この道は、コンクリート舗装なのですが、だいぶ劣化していて、車高の低い車は底をこすりますから、お気をつけてください。また冬場は当然凍結しているので、凍結対策も大事です。

樽峠手前の空き地には4,5台はおけるかと思いますが、転回などが難しくなるので、奥に入らずに貫ヶ岳(西)林道へ向かって左側の空き地へ置くのも良いかもしれません。

山 行
樽峠までは、普通に高度を上げていきます。峠の直前で貫ヶ岳(西)林道を横切り、ちょっと歩けば樽峠になります。そこで左側へ行けば貫ヶ岳。右側へ行けば高ドッキョウとなります。まっすぐ進めば清水側へ降りていくわけですね。
というわけで、樽峠にあるお地蔵様に今回の山行の無事をお願いして歩き始めます。

ところで、のどかな稜線歩きということは無かったです。


樽峠からちょっと行ったところからアップダウンを何度も繰り返し高度を上げていきます。正直言って結構きつい登りが多く感じました。偽ピークにだまされたという感は無かったのですが、登って下ってが多くて、大変だなという印象が本当に強いですね。
また、これはどこででも同じなのですが、ぬれた落ち葉と根っこの組み合わせは最凶です。足をもってかれて転びかけることが多かったです。これが急登の帰り、下りもきついのですが、そのとき足を持ってかれて怖い思いしました。気をつけてください。

展望はほとんど無いです。時々振り返ると富士山が木々の間から見えたり、二カ所ほど静岡市方面、清水港あたりとおぼしきところが見えるところがあります。海が輝いているのが見えるんですよね。そのくらいなので展望を楽しむ山という感じはしませんでした。これは大いに残念だったかも。

小鳥はシジュウカラ、ヤマガラあたりはわかりました。もうちょっと姿を見せてくれるとありがたいのですが。
他何か動物のウンチがところどころにあって、どんな動物がいるのかなという想像を巡らせてみました。丸っこいうんちと犬のものよりかは小さめのウンチ、さてどんな動物たちのものだったなんでしょうか?。



山頂直下の急登は本当にきつい。30分ほどの急な登りで、ほぼ直登になってます。
けど帰るときの下りの方が大変でした。これが大したことないと言えるほど体力とか技術があれば良いんですけども(笑)。

山頂はそこそこ広さで、少なめの人数なら2,3グループはいられるような感じ。富士山は成長した木であまりすっきりとは見えません。他の展望も無いです。むしろ手前の清水方面展望台の方が良いくらいかも。そこは狭いですしロープが張ってあって、休憩場所にはあまり向かないのですが。
山頂からの富士山
山頂からの富士山

もう少し晴れていてくれたら良かったかなと思ったのですが、富士山方面だけは雲がかかって無くて助かりました。あのエリアで富士山くらい見えないとやっぱり悲しいですから。

またお昼過ぎから風も強くなり一気に冷え込んできてしまいました。
実は登ってくる途中で、ジャンパーを落としてしまっていて、結構寒い思いをしてたんです。ザックにかけておいたんですが、いつの間に落としたのやら?でした。幸い、このとき山頂で一緒だったご夫婦さんが、先に下山するときに見かけたら木にかけておいてくださいとお願いしておいたところ、だいぶ戻ったところで木にかけていただいてありました。本当にありがたかったです。

樽峠で休憩されていたので、お礼を言わせていただきましたが、この場でも改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

下山後は、なんぶの湯へ浸かっていきました。広くて良い湯ですよ。


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2010/01/04:初稿
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